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2016 12/7 08:36 更新

セリ鍋すごいな。。。

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最近のセリ鍋ブーム すごいですね。。
特に今年に入ってからの動向は、傍から見ていて ちょっと怖いものがあります。

某流通系は「仙台セリ鍋」と称し、レトルトスープを販売
飲食店では「え?あのお店も ついに?」という感じでセリ鍋を提供し始め、(この場合はもちろん、名取の三浦隆弘さんのセリを提供)
挙句には三浦さんのセリを使っていないお店まで、
無断で生産者さんの画像を店内ツールに使用していたり(なぜ そうなちゃったのか。。。。)
昨年とは完全に違う動きが出ています。

Facebookで その辺の三浦さんのつぶやきを拝見していると
んん ー と思う所が多々あるわけなのですが。。

そんな中 メディアでの露出云々は別にした所で、
個人的に「セリ鍋ブームを肌に感じる」ことが2つ。

一つは「杜の場外市場」やスーパーに、普通に買い物に行った際
一般のお客さまが店頭で セリ鍋の話しをしているケースをかなり多く耳にするということ。
会話はいろいろ。
「セリ鍋はやってるんだってね」的なものや
「この間〇〇で食べておいしかったから せり鍋作ろう」とか。
年配の方から ヤンママ(もはや死語?)まで 年齢層はかなり広いです。

これって、随分前の「男前豆腐」ブームの時に近い感覚なんですよね。
あの時も、本来その商品と接触する層ではない方々(具体的にはシングルスの男性とか)まで 店頭で似たような会話を繰り広げていたのを記憶しています。

二つ目はとても身近な話しで、自分のWEBのアクセスログに関して。
以前 【検索ワード】について書きました(下記リンク参照)が、
検索ワードの不思議
11月に入り、久しぶりにアクセスログを確認して ちょっと驚きました。

アクセスログの傾向がいつもと明らかに違う。
ワードの半分近くが「名取の三浦隆弘さんのセリがらみ」なのです。
せり鍋 (※本当はワードの右側に数字も出ます)
三浦隆弘
セリ鍋
名取 せり
名取 せり 鍋

連日 こんな感じ。
どこぞのどなたかが 必死で調べているのでしょうか。

“ブランドディングや付加価値づけでなく、
セリ鍋ムーブメントは、社会運動です。”

つい先日とある場で 三浦さんとやり取りをした時に
示された言葉。

セリ鍋普及のために品質管理をかなりガッチリしてきた
三浦さんだからこそ 発せられる言葉ですよね。

かなり前、取材含めて三浦さんのセリ田に入り、実際に収穫体験をしたことも二度程ありますが
「セリの根っこまで提供できる」という洗浄を含めた品質管理レベルはものすごいし
それを受け取る方も「覚悟」が必要だと思うのですよね。

商業ベースに安易に乗らずに、仙台・宮城の食文化として守ってきた生産者の
心意気(という表現は語弊があるかな。。)を大事にしたいものだな…と痛感。

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先日 某所で頂いた三浦せんのセリを使ったセリ鍋。
美味しかった。。。

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